TATE





〇〇〇二












水ぬ月


まとまった雨が降る

空のはずれが光って見える

文明の傾斜によりかかって

大きく息を吸う


見たことのない鳥がとんでゆく

雲の門で見失う


まちがいなく

みちがえるだろう


        (令和八年六月二十六日)













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